よく、「生理後は痩せやすい」と言われています。
実際本当にそうなのでしょうか?
今回は、女性特有の生理周期についてまとめていきたいと思います。
女性ホルモンはダイエットにも関係している
女性には「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ならではのホルモンがあります。
この2つのホルモンは、ダイエットをするうえで大きく影響してきます。
効率の良いダイエットをしていくためにもそれぞれの特性をしっかり理解していきたいと思います。
2種類の働きと特徴について
女性ホルモンは、女性らしさや排卵に関わってくる「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と、妊娠に関わってくる「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類で成り立っています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性らしいカラダ作りを助けるホルモンになり、排卵や妊娠への準備をするために心やからだを整える役割や、髪や肌のうるおいを保つ働きがあります。
別名『美人ホルモン』とも呼ばれています。
このホルモンが多い時期は痩せやすいので、この時期のダイエットがおすすめ!!
プロゲステロン(黄体ホルモン)
エストロゲンとともに周期的に分泌されるホルモンで、排卵後に増え妊娠をサポートしてくれるホルモンがプロゲステロンになります。
妊娠が成立しない場合は減少し生理となります。
このホルモンが多い時期は、妊娠に備えて栄養や水分を蓄える働きがあり痩せにくいため、この時期は現在の体重や身体をキープすることを意識したダイエットがおすすめ!!
生理周期をうまく活用して効率のいいダイエットを!!
女性は、上記の2つのホルモンの分泌量によって痩せやすかったり、痩せにくかったりします。
これらのホルモンの分泌状態は4つの周期にわけられ、この周期を『生理周期』といいます。
月経期(現状維持)
生理中はプロゲステロンの分泌が減少して、徐々にエストロゲンの分泌が増え始める時期です。
この時期は、貧血気味になったり基礎体温が低くなるため血行が悪くなります。
カラダの負担をさけて現在の体型維持や温かいものを摂取してカラダをあたためてあげることをおすすめします。
低温期(やせ期)
月経後から排卵日までの期間でエストロゲンの分泌量が増えるためダイエットに適した時期になります。
この時期を中心に、運動や筋トレをすると効果がもっとも得られます!!
運動には、有酸素運動がおすすめ!
そして、お肌の状態も良く精神的にも安定した時期になります。
排卵期(現状維持)
この時期は、徐々にプロゲステロンの分泌が増え気持ちが不安定になったりむくみやすい時期になります。
少しダイエットのペースを落としてストレッチやウォーキングなどあまり激しい運動は避け現状維持に心がけたほうがいいです。
黄体期(痩せにくい時期)
この時期は、プロゲステロンの分泌が多く何をしても体重が落ちない時期です。
また、デトックス期とも呼ばれ便秘やむくみなどが起こりやすく、妊娠に向けて脂肪を蓄えようとします。
眠気やイライラなど気持ち的にも不安定になり甘いものが欲しくなったり、食欲が増加しやすく太りやすい時期です。
ダイエットを頑張っても効果が得られずつらい時期でもあります。
また、一時的に体重が増加する時期でもあります。
これは脂肪ではなく、妊娠に向けてカラダが栄養や水分を蓄えようとするため一時的に体重が増えているだけなので気にしなくて大丈夫です!
まとめ
生理周期は、ホルモンの変化によって女性のカラダの痩せやすい時期や痩せにくい時期が分かるバロメーターでもあります。
生理周期によるホルモンバランスを把握することで、無理なく効率よくダイエットができるので、うまく利用して理想なカラダ作りを目指しましょう!(^^)!
少しでも参考になれたら幸いです☆。.:*・゜
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